しぃ庵*わたしの染筆

生きゆく部録が花ならば、したたかに香るのみ

夜空

 

「もりおか指定マラソン

故郷(いわて)ではそのようなマラソン大会が最近できたんだと、電話で実母が教えてくれ

なんかね、色々な指定をして走るんだそうで年代別とかコース別とかね

あぁわが故郷の風光明媚な秋を走るのはさぞかし気持ちよかろうと、公式サイトを見てみたら

盛岡シティマラソンじゃん

それなのに最後まで会話が成立してしまったのにもびっくりしますが

耳で聞き取り意味変換をする際の先入観には、われながら驚きました

(⁠⊙⁠_⁠◎⁠)⁠。⁠*゚⁠+

群馬にて3度目の秋を迎えるあたしは、ご縁があってぷっくぷくのミョウガをいただく機会がございまして

夏の名残りは、悩ましき先入観を持つあたしを優しく美味しく包んでくれます

 

 

名残る頃、埼玉方面に足を運びました

駅は、車両の増結や切り離しをおこなう事が多い管理駅的なものとなっており

ばっちり金木犀

昨日でもなく明日でもなく、ようこそド満開の金木犀が香る今日に来てくれた♪

そう言わんばかりに咲き誇られ

 

 

理由をつけるなら

あたしの生まれ育った故郷には咲かないお花だからなのでしょうか、どうにも嗅神経細胞がザワつくとゆーか

疾走感が失われるんだよなぁ

ここ数年あっちこっちにある金木犀コーナーのそばを通るだけでもキツいんですもの

本物ならばなおさらに、苦手な匂いだったりするのです

あたしが苦手だから君も苦手だよね

あたしが好きだからあなたも好きよね

そんな風には思っていなくても、先入観で拡がりを増すものが自身の頭の中にある

指定もシティも

金木犀コーナーも金木犀

 

 

きっと

引き込まれるっつったら素敵ですが、引きずり出されると申した方が正しいのかもしれません

秋に引き込まれるってよりは

夏から引きずり出されるあたし

おっ!これは嬉しい夏の名残り、何階に行きたいのでしょーか

近寄るだけで、勝ち気なかまえで威嚇してくるカッコ良さには惚れ惚れします

 

 

そーいえば前の記事には新米のご縁を載せましたが、今回は麺類にも同じ現象を見ますと

岩手の隣りは青森もしくは秋田でなければいけない、なんて先入観は不毛

可能性はいっぱいあって

チャンスだってたくさん

引き込まれようが引きずり出されようが、泣きながらでも

「ありがとう」を言わなきゃいけない人がいる幸せがあるなら

 

 

群馬の隣りが岩手になって

あたしは走る、指定マラソン

(⁠つ⁠≧⁠▽⁠≦⁠)⁠つノ⁠🏃

 

 

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