学がまったく無いままでは
あまりにも面白味を得られぬと閲すると
なるほど
あたしって「浮世絵」っつったら
美人画や名所絵を思い浮かべてましたが
これら大半は大量に生産された木版画で
それとは別に
絵師が
絹本や紙に絵筆をとって直接えがいた一点物の浮世絵ってのも存在するんだそうで
後者を肉筆浮世絵と呼ぶんですって
とはいえ
木版画のそれも熟知していないあたしが
いきなりそっちに行ってみました
当然ながら館内は撮影禁止ですので
あたしのつたない感想のみとなりますが
まばたき忘れますね、これ
目から入ってくる情報が美しすぎて
色は
赤とか青とかで言い表せない彩りの
衣装は細やかで風向きさえ分かるほど
お髪や化粧は艶やかに色香を放ち
肉筆ならではは
簪(かんざし)の“べっこう”の透け具合いや
植物や動物といった背景のこだわり
とある年間にだけ
口紅の下唇だけが緑色なのに気づけば
当時のブームだったとの説明がされてるし
髪の結い方や着物の柄の流行りの年表には
今も昔もこうゆうのってあるんだなぁ
って
ファッション誌な気分も味わえ
派などさっぱり知らないのに
とても個性があるのも印象的で
111点あるうちの80あたりからは
「これは歌川派かなぁん」なんて一丁前に知ったかぶりをカマしてみて
こんなあたしのような者が見ても
葛飾北斎の日 龍 月は圧巻
↑冒頭のフォト奥に映ってるやつの、肉筆ね
そして
当時の生活や季節の催しをえがいたものもあるってのも存じませんでした
歯を磨く美人
傘を持つ美人
湯上がり美人
虫を採る女
紐を結ぶ女
とか、なんかかわいいし
精霊流し
雛人形
田植え
金魚鉢
ほたる狩り
両国花火
とかは、そのものの揺るぎない美景
中でもセクシーに見てとれたのは
あたし的には「爪切り」と「足洗い」
ただ爪切ってるだけなんだけど
ただ足洗ってるだけなんだけど
その物腰や肌の透明感にゾクッとしました
多分ですが
多分、直筆でなく肉筆と呼ぶのには
人の体温だったり命の熱だったりみたいな
そんな意味も含んでいるのでしょうか
顔はめパネルやりたかったぁー(´O`)°゜
不覚にも
「東京での開催なら見られなかったなぁ」
そんな浅ましい気持ちになる自分の
仮にもしそうだったとしても
自分の居場所がどこなのかではなく
ここに居る今の自分を生きる事を
肉筆浮世絵に教わったように感じますし
いかにも『条件は美』
何をもって美しいのかは
こうして文字にするのは簡単ですが
深さは極まりなく
あたしの心身に襲ってくるものでした
美、まっしぐらに乾杯 おしゃれなネーミング🎵
あぁお若い方々には「今さら?」って
笑われちゃうかもしれませんが
とてつもなくハマっておりますのは
iriちゃんの低音ボイス
で
グルーヴ感も含め唯一無二の歌声を流しながら毎日のお風呂でリンパマッサージ
流れたのは
そのまま流れ落ちず
脳神経にズシンと入ってくる低さも
また美しい
👇どうぞCC(歌詞)をONにしても楽しいです
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