しぃ庵*わたしの染筆

生きゆく部録が花ならば、したたかに香るのみ

『潟』って書く時の





お暑うございます

ずいぶんとご無沙汰をしてしまうのがもはや恒例となりましたが
それにしたって空きすぎなんじゃねーかという折にも皆さま
いかがお過ごしですか



「信じる」とか「願う」といった感覚もさることながら
心を開く事も閉じる事もなんだかアイマイな感じで流れてしまう早苗(さなえ)の頃に

わたくし
上越新幹線に身を乗せ行く機会を持ちまして



車窓から
ながめやる越後平野
正に
田植えのまっ最中



新潟の上陸が
お初なあたしのドキドキを知ってか知らずか駅は見事に改装中で
駅目的じゃないし
うん
駅目的じゃないんだもん
そう自分をなぐさめ



目的地にはこっからバスを使うのが良さそうだけれども
タイミングによっては混んでしまうようでして
ちょい
事前にチェックしとけよ
駅の改装もバスも
そう自分を叱咤し



偶然にも
ネコ好きなあたしには嬉しい限りのラッピングバスに乗れちゃうニャン♡



え、マジかわいい♪
夢中で写真を撮ったり
どこに座るか迷ったり

「では出発しまーす」
って
まさかの貸し切りです



ここに来て偶然に貸し切り状態になったのは2度目ですが
またもや
独占、運転手さんのガイド付き貸し切りバスツアーです

マンガ家の小林まことさんが新潟市の出身でいらっしゃるゆえのこのバスのお話

信濃川を渡りながら歴史や文化のお話

向かう目的地のお話



 


すぐに休憩するあたしを優しく包んでくれる園は
桜の並木も
藤の棚も
躑躅(つつじ)の丸も
終わってしまっていっせいに緑の葉を広げはじめていたとて美しく



取り戻すのは
心を開いて信じる
心を閉じて願う

すごくシンプルなのに
すごく難しくて



自分にご褒美やれるほど何も頑張れてない現状とは裏腹に
ご褒美どころか
実にぜいたくな
とても色気のある
そんな目標を実現したいと計画を立ててそこに向かって日々を刻み
達成できる幸福な時間は
正味3時間ほどであってもそれはそれは豊かな生命力をもたらしてくれます
 


マイみやげ目的でもなかったんですけどね
さすが米どころ!
米粉パラダイス
あの水田が、秋には一面こがね色になるんだなーって
ダックワーズもぐもぐほおばりながら妄想いたしました



 

あのぉー
『潟』って書く時って、なんかあらためて気構えませんか
独特な緊張感
書き慣れていないからよけいに緊張します
ですが
あたしにとっては
慣れぬものへの緊張って折々に必要なんだなぁって気付かされた

新潟でございました

(◍•ᴗ•◍)✧*。🌾













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