しぃ庵*わたしの染筆

生きゆく部録が花ならば、したたかに香るのみ

お題「#この1年の変化






お花が大好きです(^ー^)


暖色の小花柄のワンピースなんかは
あたしが着ると寝間着にしか見えないと
もっぱらの噂になってるとか
なってないとか


もっぱらついでに申しますと
ひとつの地に定住する環境にないため
なっるべく物を置かない&ストックしない
その線上では花もそうで
ほんとは好きなんですけどねぇ
植木やプランターも置かないように
もっぱら殺風景な住まいでして


切り花を飾るにしたって
まずそれより光熱費や食費が先ですもん
お恥ずかしいしだいですけど
とかくこの1年はそうだったわけですが
何故かこの1年だったからこそ
普段は飾るなどしない切り花を途ぎらせずにずーっと飾ったものです
なるべくなら暖色の
なるべくじゃなくてもお買い得品


お高級な花屋さんの前を
スーパーのお買い得品かかげて堂々と歩く姿がガラス窓に映る自分は
女武将さながらかと自賛するほどに



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本来なら真っ直ぐ伸びる金魚草が
売場とあたしん家との光が違ったから
グニュッと曲がってもなお
明るさを求める
その生々しい生命力を感じたい1年であったのかもしれません
そして
金魚の形のかわいいピンクが
かわいいピンクのくせに下から順にという約束を守って色づきふくらんでゆくのです


会いたい人に会えなかったけど
そのうえに
手を合わせにすら行けなかった人へ
花をお供えしてたい1年でもあったのかと今になって感じ入れば
つぼみが開き
満開を過ぎ
少しずつ枯れて
終わってゆくそこまでもがであり


ふっと静かにね
普段はうるさいからね(笑)
赤ワインなんぞを静かに飲んでる宵なら
お花の音が聞こえるんです
百合はね
カサッとつぼみが開く音がしますよ
あと
からまってたかすみ草なんかもね
スルッてほどけるのを音で教えてくれます



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日々のお買い物ついでの運河散歩にて
あっちの岸にモコッと
そこだけ紅く盛る何かが見えたので
橋を渡って向かってみますと
渡ってる途中から香ってくるのは 
梅の花でございました



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渡りきればそこには神社があって
夕陽がするどくあたしを射すのです
1年前の今ごろは
下ばっか見て歩いていたのかなぁ 
梅花も神社も気づかなかったのですから



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「そういえば、あったはず」
段ボールで区切ってこしらえた
あたくし自作の酒コーナーをごそごそ
あれ、
物を置かない&ストックしないって言ってたのは誰でしたっけ?(爆)
あったあった梅酒
梅花を香ったら飲みたくなります



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梅が咲いたら次は沈丁花がスタンバイ
タマの縄張りの河津桜もそろそろかな
そうしたら
染井吉野の前線がやってきて
わが住まいの街路樹は花水木
今春は
ちゃんと歩いて見えるものを
ちゃんと立ち止まって見たいものを
見てゆければと、乾杯
             (*^ー^)ノ🌸











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